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デザインのきほんを、
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  1. 1パスのきほんペンツール
  2. 2もじくみのきほん日本語文字組み
  3. 3レイアウトのきほん整列・余白
  4. 4明暗・陰影のきほん光と影
  5. 5入稿のきほんトンボ・塗り足し
  6. 6パソコンのきほんフォルダ操作
  7. 7配色のきほんトーン・配色
  8. 8混色のきほん加法・減法混色
  9. 9色のきほんRGB・CMYK
  10. 10構図のきほん三分割・対角線
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  • 2026.10.29NEW回廊に新しい部屋「木 — 割れるから、刳る」開室。木は乾くと縮むが、どの向きにも同じだけ縮むわけではない。北海道立総合研究機構 林産試験場の解説いわく、繊維方向・半径方向・接線方向の収縮率の比は「一般的に0.5~1:5:10」——年輪にそう向きは、中心へ向かう向きのおよそ2倍縮む。そのうえ水は表面から蒸発するので外側だけ先に乾き、縮みたい表層と縮まない内部が引っ張り合う。同試験場の別の解説(製材乾燥科・中嶌厚)はこう書いている——「これは丸太でも同じことで,自然乾燥された丸太で割れていないものは稀と言えるでしょう」。丸太の木口を乾かして、表層が繊維飽和点の約28%を切ったあと外周から中心へ裂けるまでを見る体験から始まる。だから日本の木彫仏は、彫り上げたあとに中を刳り抜いてある。美術史用語辞典JAANUSの内刳の定義は「木を乾かし、割れるのを防ぎ、そして軽くする」。刳っていないものと刳ったものを同時に乾かして、外と中の含水率の差がつくほうだけが裂けるのを見比べる。最後は寄木造。頭と胴を一材から取る一木造では像の太さが木の太さに縛られるが、2材以上を寄せればその縛りが外れ、継ぎ目から内部を刳れて、材ごとに別の仏師が彫れる。定朝の平等院鳳凰堂 阿弥陀如来像(1053年)は4材で、それぞれが頭部と体部の4分の1、首の軸で接合し、背面はうなじで割って頭部を刳ってから接ぎ直してある。締めの実物はメトロポリタン美術館所蔵、院湛作の地蔵菩薩立像(1291年・パブリックドメイン)——作者の名が書かれているのは像の表でも背でもなく、足を蓮台に差し込む木の枘(ほぞ)の中である
  • 2026.10.26回廊に新しい部屋「漆 — 乾かすと、固まらない」開室。塗ったものは乾かす。たいていの塗料はそれで固まるが、漆はそうならない。漆が固まるのは水分が抜けるからではなく、空気中の水分を取り込むからだ(香川県の解説いわく、温度と湿度が上がるとラッカーゼという酵素が「空気中の水分から酸素を取り込み」、ウルシオールと反応して網目状の高分子をつくる)。だから職人は塗ったものを乾かさず、「室(むろ)」という湿った箱に入れて待つ。目安は温度25度ほど・湿度75%ほど。室の湿度つまみを動かして、乾いた空気では何日おいても濡れたままなのを確かめる体験から始まる。酸素と水分は表面からしか入らないので一度に厚くは塗れず、薄く塗って室に入れるのを繰り返すことになる——その層が見えるようになるのは使い込んだときで、黒漆の上に朱漆を重ねた「根来」は、細見美術館の解説いわく「経年によって上塗の朱漆が擦れて中塗の黒漆が現れ」る。そして同じ漆が、割れた器を接ぐ接着剤にもなる。生漆に小麦粉を練った麦漆で接ぎ、木の粉を混ぜた刻苧漆で隙間を埋め、室で固めてから金粉を蒔く金継ぎまで触れる。実物はメトロポリタン美術館所蔵の根来の高台鉢(桃山時代)と、金の継ぎ目が走る信楽の茶壺(江戸時代・17世紀)、どちらもパブリックドメイン。なお漆製品の年代については「世界最古」をめぐる主張が日本と中国の双方にあり、一次資料で突き合わせができなかったため、この部屋では順位に踏み込まず「縄文時代早期の遺跡から出ている」までにとどめている
  • 2026.10.19回廊に新しい部屋「かな — 借りた字が、自分の字になる」開室。平仮名は空海が作った、という話は江戸時代まで広く信じられていた。根拠にされたいろは歌は確認できるのが11世紀の写本からで、空海(774–835)はとうに世を去っている——答えは、誰も作っていない。9世紀中頃の都で、漢字を使いこなせる人たちが公式でない用事のために使っているうちに文字になった、というのが国立国語研究所の解説(執筆者=矢田勉・東京大学)が示す見方である。いま使っているひらがなが、どの漢字から来たのかを6問あてる体験。「ち」は知、「ふ」は不、「せ」は世——正解すると、同じ音に使われたほかの字母もまとめて出てくる。2012年に京都市埋蔵文化財研究所が発表した藤原良相邸跡の出土では、池から出た9世紀後半の土器片約90点のうち約20点に墨で文字があり、「かつらきへ」のように和歌とみられるかなが読めた(矢田勉いわく「平仮名は初め、そういう『消費される文字』だったのです」)。器に指で字を書いて、割って、土に埋めて、掘り出すところまで触れる。年代の分かる最古級の一枚でさえ、年が書いてあるのはかなの側ではなく漢文の本体のほうである。締めの実物は東京国立博物館所蔵、貞観9(867)年の讃岐国司解有年申文(パブリックドメイン)。学説が割れている点——この仮名を平仮名と呼ぶか草仮名と呼ぶか、成立の時期はいつか——は、割れていること自体を室に書き、出典8件を本文の番号から引けるようにした
  • 2026.10.15回廊に新しい部屋「金属 — 溶かして、型に流す」開室。やきものの土は焼くと戻らないが、金属は何度でも溶かして作り直せる——その長所が、古代の青銅像がほとんど残っていない理由でもあった(メトロポリタン美術館いわく「ごく少数を除くすべての古代の青銅像は、失われたか、価値ある金属を再利用するために溶かされた」ので、いま見る多くは原作ではなくローマ期の大理石の複製のほう)。同じ型に純銅と青銅を流して、錫を一割混ぜると型の細い隅まで届くのを見比べる体験。蝋の模型も粘土の型も壊れて金属だけが残る失蝋法の5工程、そして中国の范(ピースモールド)を3枚と4枚に組み分けて、分割面がそのまま器の表面に「盛り上がった筋」として出てくるのを確かめる。締めの実物はメトロポリタン美術館所蔵、殷代の鼎(パブリックドメイン)
  • 2026.10.12回廊に新しい部屋「写本 — 巻かずに、めくる」開室。文字が生まれてからの3000年、書かれたものは巻かれていた。巻物は端から繰るしかなく、途中だけを開けない——同じ「第七章を出す」という用事を巻物と本に頼んで、通り道をぜんぶ通る側と、そこだけ開く側を見比べる体験。コデックスが発明したのは容器ではなく「探せる」という操作だった。本の材料は紙ではなく動物の皮で、毛側と肉側が見開きで揃うように折られている(ケンブリッジ大学の写本記録いわく「皮の内外の見えかたが不格好に食い違うのを避けるため」)。1ページは穴・罫線・本文・朱・金・色の順に重なり、金は色より先に置かれた。締めの実物はメトロポリタン美術館所蔵、シモン・ベニング筆の縦6.5センチの時祷書(パブリックドメイン)
  • 2026.10.08回廊に新しい部屋「ガラス — 砂を溶かすと、光が通る」開室。絵具も染料も、光を跳ね返して色を見せる。ガラスだけが光を通してしまう——同じ一枚の色ガラスを、光を前に置いたときと後ろに回したときで見比べる体験(前では暗い石、後ろに回すと宝石になる)。紀元前1世紀に息を吹き込む技が現れるまで、ガラスは「神と王のため」の品だった。そして銅の赤だけは濃すぎて光を通さず、無色ガラスに薄く被せるしかなかった。締めの実物はクリーブランド美術館の13世紀ステンドグラス(CC0)
  • 2026.10.05回廊に新しい部屋「やきもの — 土は、焼くと戻らない」開室。鍋は、畑より1万年早かった——最古の土器は約2万年前、農耕よりずっと前に、移動しながら暮らす狩猟採集民がつくっている。窯の温度を20度から1300度まで上げて、450度で何が起きるかを見る体験(そこを越えた土は、水に入れても二度と泥に戻らない)。縄を転がして縄文をつけ、撚りの向きを逆にすると模様の傾きが反転するのを確かめる。締めの実物はクリーブランド美術館の火焔型土器(CC0)
  • 2026.09.28回廊に新しい部屋「織りと染め — 糸を組むと、布になる」開室。よこ糸にできるのは「上を通る」か「下をくぐる」かだけ。それなのに、ずらしかたを変えると斜めの線が出て、浮きを長くするとつやが生まれる。よこ糸を1本ずつ通して平織・綾織・繻子織を織り分ける体験、繊維をねじって糸にする撚り、藍と茜を重ねて紫をつくる染め。世界最古級の布が「亜麻ではなく木の繊維だった」と2021年に分かった話から始まる。締めの実物はメトロポリタン美術館のCC0
  • 2026.09.24回廊に新しい部屋「モザイク — 小さな石が、絵になる」開室。石の粒を並べて像をつくるやり方は、きみが見ている画面の画素とまったく同じ原理だった。タップするたび石が小さくなり顔が立ち上がる体験、1枚のローマの床で粗い石と細かい石が使い分けられている実物比較、そして1ミリ以下の粒で組んだ14世紀の聖像まで。図版はメトロポリタン美術館のCC0
  • 2026.09.21回廊に新しい部屋「エジプトの壁画 — 横顔の3000年」開室。顔は横向きなのに目は正面——下手ではなく、部位ごとに「いちばん伝わる向き」を選んで組み立てる絵の文法だった。タップで人物をエジプト式に組み替える体験と、文字と同時に生まれた文法が3000年つづいた話。締めはメトロポリタン美術館の実物3点(CC0)
  • 2026.09.17回廊に新しい部屋「フレスコ — 生乾きの壁に描く」開室。糊がないのに2000年剥がれない壁画——漆喰は乾くとき石に戻り、色を結晶の中に閉じ込める。チェンニーニいわく「もっとも甘美で、もっとも美しい仕事」。乾いていく壁に指で描いて、染み込む線と剥がれる線を見比べる体験と、一日分ずつ漆喰を塗るジョルナータ体験つき。締めはメトロポリタン美術館の実物フレスコ(CC0)
  • 2026.09.07回廊に新しい部屋「油絵の誕生 — ゆっくり乾く革命」開室。「ファン・エイクが油絵を発明した」は1550年生まれの俗説——最古の油絵はバーミヤンの崖にある。卵から油へ、透明な層を重ねるグレーズをタップで体験。締めはメトロポリタン所蔵ファン・エイクの実物(CC0)
  • 2026.09.03回廊に新しい部屋「コンピュータの誕生 — 画面以前」開室。スマホの先祖は一枚の布——柄を織る穴あきカードが国を数え、真空管18,000本の電気の頭脳になるまで。カードに穴をあけて柄を織り、計算を“提出”して紙で答えを受け取る体験つき
  • 2026.08.31回廊に新しい部屋「Webの誕生とUI」開室。きみが毎日さわっている窓・アイコン・青いリンクは、ぜんぶ発明品——1968年のマウス初公開、16×16ピクセルでアイコンを読ませる魔法、そして1990年の世界初ウェブページの「押すと飛ぶ」を自分の指で。画面の中のデザイン史は、まだ60年もない
  • 2026.08.20回廊に新しい部屋「遠近法と消失点」開室。消失点を指でつかまえて動かすと、道も電柱も地平線もついてくる——ブルネレスキの鏡の実験、レオナルド《最後の晩餐》の秘密、江戸の浮絵まで、パース(透視図法)のはじまりを手で歩く
  • 2026.08.17回廊に新しい部屋「リトグラフ(石版画)」開室。石に指で描いて、水とインクで刷る——彫らない版“平版”の発明体験。左右反転で刷り上がる自分の絵、貧しい劇作家の洗濯物リスト、色の石を重ねるポスター、そして今日の本もチラシも“リトの子孫”である理由まで
  • 2026.08.13回廊に新しい部屋「写真の発明」開室。カメラ・オブスクラから、銀板に潜像を“現像”して写真を浮かび上がらせる体験へ——1枚きりのダゲレオタイプと、何枚でも焼けるネガ。複製が“現実そのもの”に届いた瞬間
  • 2026.08.09回廊に新しい部屋「浮世絵と複製」開室。色版を1枚ずつ重ねて“赤富士”を摺る多色摺り体験——見当・分業・“そば一杯”のみんなの絵、そしてゴッホを動かしたジャポニスムまで
  • 2026.07.31回廊に新しい部屋「紙と印刷のはじまり」開室。木版で同じお経を100万枚(百万塔陀羅尼)刷る体験——世界最古の印刷物は決着していない/印刷はグーテンベルクより前だった
  • 2026.07.27回廊 Room M3「文字の誕生」開室。きみが“文字を発明する”探検——会計の帳簿から生まれた文字、牛→A、ロゼッタストーンの解読まで。世界の文字(漢字・アルファベット・マヤ)が毎回入れ替わる
  • 2026.07.22回廊 Room M2「活版印刷と活字のはじまり」開室。活字を1本ずつ拾って組む植字体験——鏡文字の版が、刷ると読める向きになる
  • 2026.07.22回廊に新しい部屋「顔料と色の歴史」がオープン。砕いて練る調合台・フェルメールの青・戻せない色の劣化シミュレータ
  • 2026.07.22きほんラボ 新シリーズJ「印刷のきほん」全4本が完結。網点のしくみ→CMYK 4色刷り→折りとページ割り→面付けと中綴じ
  • 2026.07.17きほんラボ 新シリーズI「写真のきほん」完結。構図から露出の三角形(F値・シャッター・ISO)まで、カメラの基本を体感
  • 2026.07.17ミュージアムに回廊「デザインと人類の5万年」開廊。最古の手形からWebまでを1本の年表に。第1室「洞窟壁画と絵のはじまり」も同時オープン(手形の吹き付け体験つき)
  • 2026.07.16きほんラボ 新シリーズH「ロゴとかたちのきほん」全6本が完結。かたちの性格→比率→3要素→ロゴメーカー→コンセプト→ワードマーク
  • 2026.07.14きほんラボに新シリーズG「Webのきほん」を追加。HTML・CSSを実際に書いて、Webデザインのルールまで体感
  • 2026.07.13きほんラボ シリーズF完結!「和欧混植」「文字サイズと単位」「名作書体ずかん」の3本を追加
  • 2026.07.13「デザイン用語集」オープン。現場のことば106語を日本語と英語で
  • 2026.07.10Museum に新展示「ダダ」「オプ・アート」「ポストモダン」を追加。全室オープン
  • 2026.07.09学習の記録を追加(見たトレーニングに自動で「済み」がつきます)
  • 2026.07.09「いま人気の学習」ランキングを追加しました
  • 2026.07.08トップページを一新(もっと見やすく・回遊しやすく)
  • 2026.07.07Museum に新しい展示「家紋」「ポスターの100年」を追加
  • 2026.07.06きほんラボに「ポートフォリオ」「フォント」のトレーニングを追加

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