世界最大の“自作即売”が、今年で50年
8月15〜16日、東京ビッグサイトで世界最大の同人イベント コミックマーケット(C108) が開かれる。1975年に始まったコミケは、今年が50周年イヤー(C106〜C108がその記念シリーズ)。個人や サークル参加 の作り手が、自分で作った作品を自分の手で売る──“つくって、売る”を半世紀続けてきた場だ。今夏は東4〜6ホールが工事中のため、例年よりやや小さめの規模になる。同人 の文化は、海外からの参加者も年々増えている。
「好きなことを仕事にできるの?」──その問いに、いま世界が“数字”で答えている。マンガの売上はもう半分以上が海外、世界で一番売れたアニメ映画は日本発、そして夏のコミケは今年で50年。日本の“つくる文化”が世界の本流になった現在地を、3分で。
8月15〜16日、東京ビッグサイトで世界最大の同人イベント コミックマーケット(C108) が開かれる。1975年に始まったコミケは、今年が50周年イヤー(C106〜C108がその記念シリーズ)。個人や サークル参加 の作り手が、自分で作った作品を自分の手で売る──“つくって、売る”を半世紀続けてきた場だ。今夏は東4〜6ホールが工事中のため、例年よりやや小さめの規模になる。同人 の文化は、海外からの参加者も年々増えている。
日本のマンガは、いまや輸出産業だ。世界のマンガ市場は2025年の約193億ドルから、2026年には約231億ドルへ拡大する見込み。日本のマンガ産業では海外売上が全体の51.5%(2023年)を占め、海外が国内を上回ったのは2021年のこと。国別ではフランスが海外2位、北米は世界売上の約38.5%を占める。翻訳・現地化=ローカライズ の高速化も、世界展開を後押ししている。
『鬼滅の刃 無限城編』が全世界で約8億ドルを稼ぎ、興行収入 で歴代アニメ映画の世界1位に立った。日本映画としても史上最高で、アメリカでは非英語映画として25年ぶりに記録を塗り替え、公開初週の興収もアニメ史上最高。2025年の世界アニメ興収は約38億ドルに達し、アニメはもう“ニッチ”ではなく、世界の映画館を動かす主役になっている。
絵本イラストの世界最高峰、イタリアの ボローニャ国際絵本原画展。今年は94の国と地域から20,790点の応募が集まり、ショートリスト として選ばれたのはわずか75人(31か国)という狭き門だ。その巡回展は毎年、世界に先がけて日本から始まる(40年以上続くJBBYとの縁)。日本の描き手にとって、憧れの頂点であり続けている。
憧れの頂点だけでなく、いま挑める舞台もある。日本イラストレーター協会の JIA国際イラストレーションアワード は、国籍も年齢も問わず世界中から作品を募る公募展。2次選考は7月末、発表は8月で、プロもアマも同じ土俵に立つ。賞金は総額80万円規模。「世界で戦う」は、遠い誰かの話ではなく、一枚の絵から始められる。