← Museum Experience ISOTYPE 1925 · München 1972

Picto
gram

ピクトグラムのきほん

ことばが読めなくても伝わる「絵ことば」。 ノイラートのアイソタイプは統計を絵で語り、 アイヒャーのミュンヘン五輪ピクトグラムは世界中の人を案内した。 共通するのは——本質だけを残し、規則で組み立てること。

01

量は、
数で数える

アイソタイプの鉄則 ——多い量は、絵を大きくせず、同じ絵をくり返す

ノイラートは「絵を2倍に拡大」したら面積は4倍に見え、量を誤解させると考えた。だから1つの絵=1単位とし、数えられるように反復する。スライダーとモードで、その違いを見てみよう。

02

ピクトグラム
の設計図

アイヒャーは、すべてのピクトグラムを同じグリッドで描いた。

線は水平・垂直・45°だけ。共通の格子の上で組み立てるから、何百もの絵記号がひとつの「家族」になり、世界のどこでも同じ表情で人を案内できる。

03

ことばを
超える

よいピクトグラムは、説明なしで伝わる。

ことばが違っても、絵は通じる——「言葉は分かち、絵は結ぶ」。あなたはいくつ読み取れる? 記号の意味を当ててみよう。

「言葉は分かち、
絵は結ぶ。」

— オットー・ノイラート(アイソタイプの標語)

ピクトグラムは「絵」ではなく言語だ。だからこそ、単位・グリッド・省略の 一貫した規則で設計される。情報を、誰にでも・速く・正確に。 非常口のサインも、地図のアイコンも、スマホのUIも—— すべてこの「絵ことば」の系譜の上にある。