STEP 1
露出の三角形とは
「露出」= 写真の明るさのこと。次の3つが力を合わせて明るさを作ります。どれも明るさを上げられますが、それぞれ代償があります。
F値(絞り)
開く(小さいF)ほど明るい。代償は背景がボケる(=浅い被写界深度)。→ I2
シャッター
遅いほど光を長く取り込み明るい。代償は動きが流れる・手ブレ。→ I3
ISO感度
上げるほど明るい。代償はノイズ(ざらつき)が増える。→ I4
適正露出
明るすぎ(オーバー)でも暗すぎ(アンダー)でもないちょうどいい明るさ。3つのバランスで作ります。
大事なのは「補い合い」。
例えばF値を絞って暗くなったら、シャッターを遅くするかISOを上げれば明るさは戻せます。同じ明るさでも、どの組み合わせにするかで写真の表情(ボケ・ブレ・ノイズ)が変わる——これが写真の面白さです。ミニカメラで体感しましょう。
STEP 2
ミニカメラ:適正露出チャレンジ
3つのスライダーで明るさが変わります。露出メーターを「適正」に合わせるのが目標。同じ明るさでも、組み合わせでボケ・ノイズが変わることに注目。
暗い(−)適正明るい(+)
🔵 F値(絞り)f/5.6
💨 シャッター1/60
✨ ISO感度ISO 800
STEP 3
露出の三角形クイズ
3つの設定の関係が身についたか、全8問でチェックしましょう。シリーズの総まとめです。
PLUS
露出の三角形 早見表
| 設定 | 明るくするには | 代償 |
|---|---|---|
| F値(絞り) | 小さく(開く) | 背景がボケる(被写界深度が浅い) |
| シャッター | 遅くする | 動きが流れる・手ブレ |
| ISO感度 | 上げる | ノイズ(ざらつき)が増える |
おつかれさまでした!シリーズI「写真のきほん」完結です。🎉
構図(I1)→ F値(I2)→ シャッター(I3)→ ISO(I4)→ そして露出の三角形(I5)。
あとは実際にカメラやスマホで、今日いじった数字を思い出しながら撮ってみてください。ポートフォリオ(シリーズE)の作品撮影にもきっと役立ちます。