LAYOUT BASICS TRAINING

「なんか素人っぽい」を、卒業。

センスじゃありません。読みやすいレイアウトにははっきりしたルールがあります。
整列・近接・反復・コントラスト——4つの原則を、悪い例を自分で直しながら体で覚えましょう。

STEP 1

レイアウトの4原則

プロのデザインは、たいていこの4つを守っているだけ。むずかしい才能ではなく、 知っているかどうかの差です。まず全体像をつかみましょう。

① 近接(きんせつ)

関連するものは近づけ、関係ないものは離す。グループが一目で分かる。

② 整列(せいれつ)

要素を見えない線にそろえる。バラバラだと散らかって見える。

③ 反復(はんぷく)

色・形・間隔などを繰り返す。統一感が出てプロっぽくなる。

④ コントラスト

大事な所は大きく・強く。メリハリで「どこを見るか」を導く。

STEP 2

整列(そろえる)を直す

下の3つの要素がバラバラの位置にあって、散らかって見えます。 左右にドラッグして、点線の整列ラインに左端をそろえましょう(近づくと吸い付きます)。

3つの左端を整列ラインにそろえよう
STEP 3

近接(余白でまとめる)を直す

3つのイベント情報が、全部おなじ間隔で並んでいて「どれが1セットか」分かりません。 スライダーでグループの間の余白を調整して、関連する行をまとめましょう。

グループ間の余白4px
読みやすさバラバラ

同じグループの中は近く、グループ同士は離す。余白は「区切り線」のかわりになります。線を引かなくても、余白だけで整理できるのがプロのコツ。

STEP 4

チラシを直そう(総合)

ちょっと残念なチラシです。3つのスイッチを全部ONにして、4原則の力で「プロっぽい」チラシに変身させましょう。

げいじゅつ祭
学生作品展 2026
日時7月3日(金)〜5日(日) 10:00–18:00
会場東美ギャラリー 1F
入場無料・予約不要
ビフォー:なんとなく素人っぽい…

スイッチを入れるたびに、チラシがどう変わるか見てみよう。

PLUS

レイアウトが上手になるコツ

1. まず「揃える」

迷ったら左揃え。要素の端を1本の線にそろえるだけで、ぐっと整って見えます。中央揃えの多用は注意。

2. 余白を怖がらない

詰め込むほど読みにくい。余白は「情報の整理整頓」。空けるところは思い切って空ける。

3. 強弱は大胆に

「ちょっと大きい」は中途半端。見出しは本文の1.5〜2倍以上でハッキリ差をつける。

4. 同じルールを繰り返す

色・余白・書体を全ページで統一(反復)。バラバラにしないだけで、まとまって見えます。

「素人っぽい」を直すチェック

あるあるNG直し方(原則)
要素の位置がバラバラ左端や中心を1本の線にそろえる(整列)
全部おなじ間隔で何が1セットか不明関連は近づけ、グループ間を空ける(近接)
どこを読めばいいか分からない見出しを大きく・太く(コントラスト)
ページごとにデザインがちがう色・余白・書体を統一(反復)
文字を詰め込みすぎ情報を減らす/余白を増やす
レイアウトの合言葉: ① そろえる(整列) ② まとめる・はなす(近接) ③ メリハリ(コントラスト) ④ くりかえす(反復) —— センスではなく、この4つの「気づき」で誰でも整えられます。