COLOR SCHEME TRAINING

配色は、ルールで決まる。

「色のセンスがなくて…」は思い込み。色相環トーンの決まりを使えば、 誰でもまとまった配色が作れます。同じデザインに色を当てはめて、印象の変化を体感しましょう。

STEP 1

色の3属性とトーン

色は色相(いろあい)・彩度(あざやかさ)・明度(あかるさ)の3つで決まります。 この彩度と明度の組み合わせが「トーン(調子)」。配色は「トーンをそろえる」とまとまります。

色相 H205°
彩度 S80%
明度 L50%
このトーンビビッドトーン
色相環
STEP 2

配色パターンを作る

色相環の「どの位置の色を組むか」で配色は決まります。基準色を選んで、 配色タイプを切り替えてみましょう。困ったら同系色かモノトーンが失敗しにくい鉄板です。

基準の色相210°

STEP 3

同じデザインに配色を当てはめる

レイアウトが同じでも、配色で印象はガラッと変わります。 下のパレットを切り替えて、チラシの雰囲気がどう変わるか見くらべましょう。

ART FES 2026

学生作品展

7月3日(金)〜5日(日)
東美ギャラリー 1F

入場無料
パレットを選んでみよう
配色の黄金比は 70 : 25 : 5ベースカラー(背景)70%メインカラー25%アクセントカラー5%。 アクセントは少しだけ使うから効きます。色は3色以内にしぼると、ぐっとまとまります。
STEP 4

コントラスト(読みやすさ)をチェック

おしゃれでも読めなければ意味がありません。文字色と背景色の明暗の差(コントラスト比)が 足りないと、薄くて読みにくい配色に。下で2色を選んで、読みやすさを判定しましょう。

見出しテキスト これは本文のサンプルです。小さい文字ほど高いコントラストが必要になります。
文字色
背景色
コントラスト比
目安:本文は 4.5:1 以上、大きな見出しは 3:1 以上(Webアクセシビリティ基準 WCAG AA)。 薄いグレーの文字淡い背景に淡い文字は読みにくくなりがち。迷ったらコントラストは強めに。
PLUS

配色が上手になるコツ

1. 色は3色まで

ベース・メイン・アクセントの3色に絞る。色を増やすほど散らかります。迷ったら減らす。

2. トーンをそろえる

「淡い色どうし」「濃い色どうし」でまとめると一気に統一感。ビビッドと淡色を混ぜると浮きます。

3. アクセントは少しだけ

差し色は全体の5%程度。少ないからこそ目を引きます。使いすぎると効果が消えます。

4. 困ったら色相環

同系色(となり)=やさしい / 補色(反対)=目立つ。色選びに迷ったら環の位置で考える。

配色タイプ早見表

配色タイプ色相環での位置印象・使いどころ
モノトーン(単色)同じ色相で明度差上品・落ち着き。失敗しにくい鉄板
類似色(同系)となり合う色(±30°)やさしい・なじむ・まとまる
補色(反対)正反対(180°)目立つ・元気。アクセントに最適
トライアド正三角形(120°ずつ)カラフル・にぎやか・バランス良
分裂補色補色の両どなり補色よりやわらかく目立つ
配色の合言葉: ① 色は3色まで ② トーンをそろえる ③ アクセントは少しだけ(70:25:5) ④ 読みやすさ(コントラスト)を最後に確認