Permanent Collection
常設の部屋
Gestalt
知覚のきほん
人の目は、点や線を勝手にまとめ・閉じ・切り分ける。 この知覚の6法則こそ、デザインの「並べ方」が意味を生む理由だ。
- 近接スライダーで群が行↔列に変わる
- カニッツァの三角形・ルビンの壺
- 動く点が群になる「共通運命」
Composition
構成のきほん
三原色と幾何学で、デザインを個人の趣味から普遍的な造形言語へ。 カンディンスキーの色彩理論と、モンドリアンの構成。
- 形と色の対応をカンディンスキーと答え合わせ
- モンドリアンの構成を自分の手で組む
- 水平垂直・三原色・非対称の均衡
Grid Systems
グリッドのきほん
ミューラー=ブロックマンが紙面で確立した秩序のシステムを、 Webの可変レイアウトへ。客観性・再現性・タイポグラフィ主導。
- 12カラムのグリッドを可視化トグルで表示
- ベースラインの垂直リズム
- 比率とマージンの設計
Color
色の相互作用
色は単独では決まらない。同じ色が違って見え、違う色が同じに見える。 「色は絶えず人を欺く」——その錯覚を逆手に取る、アルバースの色彩演習。
- 同じ色が背景しだいで2つに見える
- 違う2色を1つに見せる
- 補色の縁が震える/キーラインで鎮める
Ratio
比率のきほん
美しい寸法は偶然でなく数の関係から生まれる。黄金比、フィボナッチ、 そして本の余白を導く「ページ・カノン」。寸法を関係で考える態度。
- 線を分けて黄金比φを探す
- フィボナッチの正方形と黄金螺旋
- 対角線が本文の余白を決める
Pictogram
ピクトグラムのきほん
ことばが読めなくても伝わる「絵ことば」。ノイラートは統計を絵で語り、 アイヒャーは世界を案内した。本質だけを残し、規則で組み立てる。
- 量は数でくり返す(アイソタイプ)
- 水平・垂直・45°の設計グリッド
- 記号の意味を当てるクイズ
Kamon
家紋のきほん
九百年つづく、世界最古級の「ロゴシステム」。円のなか、白と黒、 引き算と回転対称——約2万種の紋を生んだ設計のルールを手で確かめる。
- 円・三角・四角だけの見本帳
- モチーフ×分割数の家紋ジェネレーター
- 三つ鱗・武田菱…紋を読むクイズ
Poster
ポスターの100年
街の壁が最大のメディアだった時代。同じ告知が、様式によってまったく違う顔になる。 ヌーヴォーの曲線からパンクの切り貼りまで、100年の様式史をひと部屋で。
- 同じ告知を5つの時代様式で見比べ
- 構図の「設計の線」を透かして見る
- 様式から年代を当てるクイズ
Dada
ダダと未来派のタイポグラフィ
行儀よく並ぶための活字を、わざと壊した100年前の前衛。 飛び散る文字と騒音の詩——「壊すこと」がデザイン史をつくった瞬間。
- 秩序⇔反乱スライダーで組版を壊す
- クリックで組む「騒音詩」メーカー
- 反乱の文脈を読むクイズ
Op Art
錯視と振動
絵は動いていないのに、目が動きを見てしまう。 ヴァザルリとライリーが白黒の幾何学で起こした「網膜の芸術」。
- うねる縞——画面が泳ぎ出すスライダー
- 陰影ゼロでふくらむ市松模様
- 交差点にまたたく幻の点(ヘルマン格子)
Postmodern
グリッドを壊す
完璧なスイス・グリッドを、本場バーゼルの内側から揺さぶった人たち。 規則を学び切った者だけが、規則を壊せる。
- 破壊度スライダー——スイス→カーソンへ
- メンフィス柄ジェネレーター
- 自由の文脈を読むクイズ