“青いターバンの少女”が、きょうから大阪にいる
オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵するフェルメールの代表作《真珠の耳飾りの少女》が来日し、大阪中之島美術館で 「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日」 がきょう8月21日に開幕する(〜9月27日)。あの少女のターバンの青は、宝石ラピスラズリを砕いた顔料 天然ウルトラマリン——かつて金より高価とも言われた“最上の青”だ。17世紀オランダ絵画の名品たちと合わせて、ひと部屋で向き合える約1ヶ月。
きょう8月21日、大阪でフェルメールの「あの絵」が開幕。広島では米アカデミー賞公認の国際アニメーション映画祭が真っ最中で、来週末には六甲山がまるごと美術館になる。夏の終わりから秋にかけて、日本の“アートの祭”はリレーのように続いていく——高原の写真祭も、原宿のゲーム没入展も、みんなその走者だ。来週は東京にも、幅26mのスクリーンで音楽に包まれる“音の祭”がやってくる。夏の終わりの祭7つ、3分で。
オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵するフェルメールの代表作《真珠の耳飾りの少女》が来日し、大阪中之島美術館で 「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日」 がきょう8月21日に開幕する(〜9月27日)。あの少女のターバンの青は、宝石ラピスラズリを砕いた顔料 天然ウルトラマリン——かつて金より高価とも言われた“最上の青”だ。17世紀オランダ絵画の名品たちと合わせて、ひと部屋で向き合える約1ヶ月。
「ひろしまアニメーションシーズン2026」 が8月19日から23日まで、JMSアステールプラザ(広島市)ほかで開催中。世界中から応募が集まる国際コンペティションを核にした、公式サイトいわく“日本唯一のアカデミー賞公認映画祭”——つまりここでの受賞が、米 アカデミー賞公認(クオリファイング)(受賞作品が米アカデミー賞短編部門のノミネート候補資格を得られる公認制度)につながる。商業アニメとはひと味違う、作家がひとりで作る短編アニメーションの最前線を、劇場のスクリーンで浴びられる。
そごう美術館(横浜)で 「The 50th Anniversary OSAMU GOODS展」 が8月31日まで開催中。イラストレーター・原田治が生んだキャラクター「OSAMU GOODS」の誕生50年を記念して、原画やスケッチ、歴代のグッズがまとめて並ぶ。イラストが1枚の絵で終わらず、文房具や食器になって何十年も愛される——その仕組みが マーチャンダイジング(絵やキャラクターを商品に展開して届けること)だ。“かわいい線”がどう仕事になるかの、半世紀分の実例集。
浅間山のふもと、長野県御代田町で 「浅間国際フォトフェスティバル2026 PHOTO MIYOTA」 が9月27日まで開催中。テーマは「After the Image|イメージのその後」。拠点施設MMoP(モップ)から町役場や公民館まで、町のあちこちに写真作品が展示される。こうした フォトフェスティバル(写真の芸術祭。屋外に大きくプリントし、街や自然ごと会場にする形式が多い)は世界各地にあり、写真を“画面の中”ではなく“場所”で体験させてくれる。チケットは1,500円で会期中何度でも・中高生は割引あり。
神戸の六甲山上を舞台にした現代アートの芸術祭 「神戸六甲ミーツ・アート2026 beyond」 が8月29日に開幕する(〜11月29日)。参加アーティストは全60組。植物園や展望台など山上のあちこちに、その場所のために作られた作品——いわゆる サイトスペシフィック(その場所の地形や風景に合わせて作られ、そこでしか成立しない作品)——が点在する。2010年から続く芸術祭で、これまでの参加作家は延べ約650組。9月19日からは夜の山を歩く「ひかりの森〜夜の芸術散歩〜」も土日祝に開かれる。
「ドラゴンクエスト」シリーズ40周年を記念した体験型の展覧会 「ドラゴンクエスト the DIVE -まだ見ぬ冒険の舞台へ-」 が、東急プラザ原宿「ハラカド」で9月6日まで開催中。目玉はVRデバイスとモーションシートで竜の背に乗る「ドラゴンクエストVR RIDE」。絵を“見る”のではなく、作品世界を“歩いて体験させる”——この設計思想が イマーシブ(没入型。観客を作品世界の内側に入り込ませる体験設計)だ。ゲームの絵作り・世界観設計が、そのまま空間デザインの仕事になっている実例でもある。
京都発の音楽×アートの展覧会シリーズ「AMBIENT KYOTO」が初めて東京へ。音楽家・坂本龍一(1952–2023)とアーティスト・高谷史郎(ダムタイプ)による 「RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO - TOKYO」 が、麻布台ヒルズギャラリーで8月28日に開幕する(〜10月25日)。横幅26.4mの巨大スクリーンと立体音響で、坂本のアルバム『async』の世界に包まれる《async - immersion》を展開。アンビエント(環境音楽。その場の空気のように流れる音楽で、1970年代に音楽家ブライアン・イーノが提唱した)を、耳だけでなく体で浴びる展覧会だ。