STEP 1
シャッタースピードの効果
シャッタースピードは、光を取り込む時間の長さ。「1/1000秒」のように分数で表し、数字が大きいほど一瞬=速いシャッターです。
SS=光を取り込む時間
シャッターが開いている時間の長さ。1/1000は一瞬、1秒は長め。分数の分母が大きいほど速い。
速い=動きを止める
1/500秒より速いと、走る人や水しぶきもピタッと静止。そのかわり光を取り込む時間が短く暗くなります。
遅い=動きを流す
1/15秒より遅いと動きがブレて流れます(被写体ブレ)。滝が絹のように、光が線に。光を長く取り込むので明るい。
手ブレに注意
遅いSSは手の揺れまで写ります。目安1/60より遅いときは三脚や脇を締めて固定を。
明るさは、また三角形で。
速いSSで暗くなった分は、絞り(F値・I2)やISO(I4)で補えます。SS・F値・ISOの3すくみが「露出の三角形」——I5で全部つなげます。まずはSS=動きの表現、と覚えましょう。
STEP 2
シャッタースピードで動きを操る
スライダーでシャッタースピードを動かすと、走る車の写り方(止まる↔流れる)と明るさが変わります。速いほど止まり、遅いほど流れます。
1/60
速い・止まる・暗い遅い・流れる・明るい
STEP 3
シャッタースピードのクイズ
動きと明るさの関係が身についたか、全8問でチェックしましょう。
PLUS
シャッタースピード 早見表
| SS | 動き | 明るさ | 向いている |
|---|---|---|---|
| 1/1000〜1/500 | ピタッと止まる | 暗め | スポーツ・水しぶき・鳥 |
| 1/250〜1/125 | だいたい止まる | 標準 | 子ども・スナップ・日常 |
| 1/60 | 手持ちの目安 | 標準 | 止まったものの手持ち撮影 |
| 1/15〜1秒 | 流れる(要三脚) | 明るい | 滝・光跡・夜景・流し撮り |
SSの合言葉:
① 一瞬を止めたい → SSを速く(1/500以上)
② 動きを流して見せたい → SSを遅く(+三脚)
—— 次の I4「ISO感度」では、暗い場所で明るくする代わりに増える「ノイズ」を学びます。