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PHOTO — I2

背景をぼかすと、主役が際立つ。

「背景がとろけて主役だけくっきり」——あの写真は、F値(絞り)で作れます。
F値を小さくするほどレンズの穴が大きく開き、背景が大きくボケて、光もたくさん入ります。スライダーで確かめましょう。

STEP 1

F値の「2つの効果」

F値(絞り値)は、レンズの中の穴の大きさを表す数字。これひとつでボケと明るさの2つが同時に変わります。

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F値=穴の大きさ

数字が小さいほど穴は大きく開く(例 f/1.8)。大きいほど絞る(例 f/16)。数字と開きが逆なので注意。

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小さいF=大きくボケる

開くとピントの合う奥行き(被写界深度)が浅くなり、背景が大きくボケて主役が際立ちます。光も多く入り明るい。

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大きいF=くっきり

絞ると被写界深度が深くなり、手前から奥まで全体にピント。風景向き。ただし光は減り暗くなります。

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被写界深度(ひしゃかいしんど)

ピントが合って見える奥行きの範囲のこと。浅い=ボケ大、深い=くっきり。F値で調整します。

明るさは、あとで取り戻せる。 F値を絞ると暗くなりますが、その分はシャッタースピード(I3)やISO(I4)で補えます。3つの関係が「露出の三角形」——最後のI5で全部つなげます。まずはF値=ボケ、と覚えましょう。
STEP 2

F値を変えて、ボケを作る

スライダーでF値を動かすと、背景のボケ・明るさ・絞り羽根の開き具合が連動します。主役(花)はピントが合ったままです。

f/2
開く・ボケる・明るい絞る・くっきり・暗い
STEP 3

F値のクイズ

絞りとボケ・明るさの関係が身についたか、全8問でチェックしましょう。

PLUS

F値 早見表

F値絞りボケ / 明るさ向いている
f/1.4〜f/2.8大きく開く大きくボケる・明るい人物・料理・主役を際立てる
f/4〜f/5.6中くらいほどよいボケスナップ・日常
f/8〜f/22絞るくっきり・暗い風景・建築・集合写真
F値の合言葉: ① 主役を浮かせたい → F値を小さく(開く) ② 全部くっきり見せたい → F値を大きく(絞る) —— 次の I3「シャッタースピード」では、動きを「止める・流す」表現を学びます。
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