パスの正体を知る
パスは「アンカーポイント(点)」と、点と点を結ぶ「セグメント(線)」でできています。 曲線の形を決めるのが、アンカーから伸びる「ハンドル(方向線)」。 ハンドルの向きが曲線の進む方向、長さが曲がりの強さを決めます。
アンカーポイント
パスの通過点。少ないほど美しい曲線になります。
セグメント
アンカー同士を結ぶ線。直線にも曲線にもなります。
ハンドル
曲線の向きと強さを決めるレバー。先端の丸が「方向点」です。
スムーズ / コーナー
ハンドルが一直線=なめらか(スムーズ)。折れている=角(コーナー)。
ハンドルをさわってみる
下の青い丸(方向点)と紺の四角(アンカー)をドラッグしてみましょう。 ハンドルを長くすると曲線が大きくふくらみ、向きを変えると曲線の出発方向が変わるのがわかります。 スライダーを動かすと、曲線上の点がどう計算されているか(ベジェ曲線の仕組み)も見られます。
ペンツールで描いてみる
Illustratorのペンツールと同じ操作で描けます。まずは自由に描いてみましょう。
- アンカーをダブルクリック → スムーズ ⇄ コーナーを切り替え(アンカーポイント切り替えツールと同じ)
- Alt/Option を押しながらハンドルをドラッグ → 片側だけ折る
トレース課題に挑戦
グレーのお手本をペンツールでなぞって、「判定」ボタンで採点します。 できるだけ少ないアンカーでなぞるのがポイントです。
美しいパスを描くコツ
1. アンカーは最小限に
アンカーが多いほどガタつきます。円はたった4点で描けます。「曲がりの頂点」にだけ置くのが基本。
2. ハンドルは水平・垂直に
曲線の頂点では Shift を押してハンドルを水平/垂直に保つと、整った曲線になります。
3. ハンドルの長さは1/3
ハンドルの長さは、次のアンカーまでの距離の約1/3が目安。長すぎると暴れ、短すぎると角張ります。
4. 迷ったらあとで直す
一発で完璧に描く必要はありません。ざっくり置いて、ダイレクト選択ツールで調整するのがプロの描き方。
Illustratorショートカット早見表
| キー | はたらき |
|---|---|
| P | ペンツール |
| A | ダイレクト選択ツール(アンカー・ハンドルの編集) |
| Shift + C | アンカーポイント切り替えツール |
| Ctrl / ⌘(押している間) | 一時的にダイレクト選択ツールに切り替え |
| Alt / Option(押している間) | ハンドルを片側だけ操作(折る) |
| Shift + クリック/ドラッグ | 45°単位に固定 |
| + / − | アンカーポイントの追加 / 削除 |
| Esc | パスの描画を終了 |