STEP 1
CMYK 4色刷りのしくみ
カラー印刷は、画像を4色に「色分解」し、版ごとに網点(J1)で刷って重ねます。インクは重ねるほど暗くなる減法混色です。
4色に分解
画像をC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(黒)の4版に分け、順に刷り重ねます。
減法混色
インクは光を吸収する。重ねるほど暗くなるのが減法混色。光(RGB)の加法混色とは逆です。
掛け合わせ
C+Y=緑、C+M=青、M+Y=赤。2色を重ねると別の色に。これで幅広い色を作ります。
K=黒(キープレート)
C+M+Yを全部重ねても締まった黒になりにくい。文字や影を黒くするため黒版Kを足します。
STEP 2
版を重ねてフルカラーにする
刷る版(C/M/Y/K)をON/OFFできます。1枚ずつ確かめると、フルカラーが4色の重なりでできていることがわかります。全部ONで元の写真に戻ります。
⚠
これは画面上での簡易シミュレーションです。画面の色(光=RGB)と印刷の色(インク=CMYK)は必ず異なり、実際の刷り上がりはモニタと同じ色にはなりません。色をきちんと確認したいときは、印刷所の色見本(カラーチャート)や実物の刷り見本で確かめてください。
刷る版を選ぶ:
Cだけ・Mだけ…と1枚ずつ見ると、各インクの担当がわかります。全部重ねると元のカラー写真に。黒(K)を外すと影や文字が締まらないのも確認できます。
STEP 3
掛け合わせ(重ねてできる色)
インクを重ねる(掛け合わせる)と、別の色が生まれます。チップをON/OFFして、できる色を確かめましょう。
よく使う掛け合わせ:
C+Y=緑 / C+M=青 / M+Y=赤。3色すべてを重ねると黒っぽくなりますが、締まらないのでK(黒)で引き締めます。
STEP 4
CMYKのクイズ
4色刷りと掛け合わせの考え方が身についたか、全8問でチェックしましょう。
PLUS
CMYK 早見表
| インク | 役割 |
|---|---|
| C(シアン) | 赤を吸収。空・水などの寒色系に効く |
| M(マゼンタ) | 緑を吸収。肌・花などの暖色系に効く |
| Y(イエロー) | 青を吸収。黄・緑の表現に効く |
| K(黒) | 締まった黒・文字・影。C+M+Yの補強 |
4色刷りの合言葉:
① フルカラーはCMYK4版の重ね刷り ② インクは重ねるほど暗い(減法混色) ③ 黒はKで締める
—— 次の J3「折りとページ割り」では、刷った紙を折って冊子にする仕組み(なぜ4の倍数?)を学びます。