STEP 1
2種類の「ことば」
文字の部位は、大きく「ガイドライン(高さの基準)」と「パーツ(形の部分)」に分けて覚えます。 和文と欧文で呼び名が対応しているものもあります。
ガイドライン
ベースライン・エックスハイト・アセンダ・ディセンダ。文字がどの高さに乗るかの基準線。
ステム / ボウル
ステム=骨格の主要な縦線、ボウル=a・b・oの丸い囲み。
カウンター=ふところ
文字に囲まれた内側の空間。和文の「ふところ」と同じ。広いと太って見える。
セリフ=ウロコ
線の端の小さな飾り。あればセリフ体/明朝、なければサンセリフ/ゴシック。
STEP 2
図で確かめる
下のボタンを押すと、その部位が図の中で光ります。ガイドラインとパーツ、両方さわってみましょう。
ガイドライン
パーツ(形の部分)
STEP 3
部位の名前クイズ
名前で言えるようになると、書体の話がぐっと伝わります。確認しましょう。
PLUS
部位を知ると何が変わる?
1. 見分けが速くなる
「セリフ(ウロコ)の有無」で明朝/ゴシックを一瞬で判断。F1の見分けが理屈で固まる。
2. 大きさを正しく揃える
エックスハイトを意識すると、和欧混植や複数書体のサイズ合わせがうまくいく。
3. 言葉で指示できる
「カウンターを広く」「ステムを太く」など、印刷会社や仲間に正確に伝えられる。
4. 選ぶ目が育つ
ふところの広さやxハイトで「読みやすさ・印象」を判断できるようになる。
和文と欧文の対応
| 欧文 | 和文 | 意味 |
|---|---|---|
| セリフ | ウロコ | 線の端の小さな飾り |
| カウンター | ふところ | 文字に囲まれた内側の空間 |
| ステム | 主画(縦線) | 骨格になる主要な線 |
| x-height | 字面(の目安) | 小文字の見た目の大きさ |
アナトミーの合言葉:
① 高さは「ガイドライン」で
② 形は「パーツ」で
③ セリフ=ウロコ、カウンター=ふところ
—— 名前を知ると、見る目も語る力も上がります。