レイヤー=透明なシートの重ね
レイヤーは「透明なシート」。1枚ずつに絵を描いて重ねると、1枚の絵に見えます。 シートごとに分けておくと、あとから一部だけ直せるのが最大のメリット。 そして上のシートが下を隠す——これが「重ね順」です。
重ね順(レイヤー順)
パネルの上にあるほど前面=手前。下にあるほど奥。順番で見え方が決まります。
表示 / 非表示
目のアイコンで、そのレイヤーだけ消したり出したり。データは消えません。
ロック
うっかり動かす・消すミスを防ぐ鍵。完成した部分はロックしておくと安心。
不透明度
0〜100%。下げると下のレイヤーが透けて見える。下書きをなぞるときに便利。
重ね順パズルに挑戦
レイヤーの順番がバラバラで、絵が崩れています。右のレイヤーパネルを上下にドラッグして、 お手本どおりの正しい重ね順にしましょう。パネルの上=前面です。
☰ をつかんで上下にドラッグ
正解!重ね順をマスターしました
「奥にあるものほど下のレイヤー、手前にあるものほど上のレイヤー」。背景はいちばん下、文字はいちばん上が基本です。
表示・不透明度・ロックを操作する
レイヤーパネルの各ボタンを使って、3つのミッションをクリアしましょう。 操作はそのまま左の絵(りんご)に反映されます。
👁 表示 / 🔒 ロック / 🗑 削除 / スライダーで不透明度
表示・不透明度・ロックを使いこなせました!
下書きは非表示に、彩色は不透明度で調整、完成パーツはロック。この3つで作業がぐっと安全・快適になります。
クリッピングマスクを体験する
クリッピングマスクは「下のレイヤーの形の中だけ、上のレイヤーを見せる」仕組み。 文字や図形の形に、写真や模様を流し込めます。ボタンで切り替えて、効果を見てみましょう。
いまは写真が文字の上に乗っているだけ。ボタンで「文字の形に切り抜き」!
形は下、中身は上
「型抜きの形」を下のレイヤー、「見せたい写真・模様」を上のレイヤーに置くのがルール。
あとから差し替え自由
切り抜きではなく「隠している」だけなので、写真も形もいつでも調整・差し替えできます。
ショートカット
Photoshop: ⌥ + ⌘ + G / Illustrator: ⌘ + 7 で作成。
レイヤーが上手になるコツ
1. 名前をつける
「レイヤー1」のままにしない。「背景」「線画」「文字」と名前を付けると、迷子になりません。
2. こまめに分ける
背景・人物・文字は別レイヤーに。1枚にまとめて描くと、あとで一部だけ直せなくなります。
3. グループでまとめる
関連するレイヤーはフォルダ(グループ)に。数が増えても整理された状態を保てます。
4. 完成パーツはロック
OKになった部分はロック。「気づいたら背景を動かしてた」事故を防げます。
レイヤー操作のショートカット
| Photoshop | Illustrator | はたらき |
|---|---|---|
| ⌘ + ⇧ + N | レイヤーパネルの+ | 新規レイヤー |
| ⌘ + [ / ] | ⌘ + [ / ] | 重ね順を下げる / 上げる |
| ⌘ + G | ⌘ + G | 選択をグループ化 |
| ⌥ + ⌘ + G | ⌘ + 7 | クリッピングマスクを作成 |
| 目のアイコンを ⌥+クリック | 同左 | そのレイヤーだけ表示(他を隠す) |